2019年12月05日
私の一般質問が東日新聞に掲載されました
NCR指定で地域活性化へ
豊橋駅などにサイクリング拠点機能整備へ/豊橋市
2019/12/05 東日新聞
千葉県銚子市から和歌山市までの太平洋岸自転車道(約1400キロ)の「ナショナルサイクルルート(NCR)」指定に向け、豊橋市は豊橋駅と道の駅「とよはし」にサイクリングの拠点機能を持たせる。同自転車道を世界にPRしてサイクリング需要を取り込み、地域活性化につなげる狙いがある。
4日の市議会12月定例会の一般質問で、伊藤哲朗議員(自民)の質問に市当局が方針を説明した。
サイクリングで観光地をめぐる「サイクルツーリズム」の高まりなどを背景に、国は今年9月、NCR制度を創設した。指定には、走行環境や受け入れ環境を整備するなど一定の条件を満たすことが求められる。現在、琵琶湖を一周する「ビワイチ」や広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道サイクリングロード」、茨城県の「つくば霞ケ浦りんりんロード」が選定されている。
太平洋岸自転車道についても、国はNCRの指定を目指している。豊橋市内で該当するのは、国道42号や県道田原豊橋自転車道線だ。
指定要件にサイクリングの拠点となる「ゲートウェイ」の整備が含まれるため、同市は「地域の玄関口にふさわしい施設」(古池弘人都市計画部長)として豊橋駅と道の駅「とよはし」に着替え場所などを整備する。関連経費を2020年度当初予算案に計上する。
NCRに認定されると、日本を代表する自転車道として国内外にPRされ、ブランド力強化や知名度アップが期待できる。
今回は、「本市のサイクリング環境の向上に対する取り組みについて」という内容で、一般質問しました。豊橋のサイクリング環境がより一層向上していくことを大いに期待します。