2020年09月30日

令和2年9月定例会が終わりました

9月定例会にて一般質問しました。



以下、要約です。

新型コロナ拡大に伴う影響について

問 市内産業への影響について聞きたい。

答 新型コロナの感染拡大は緊急事態宣言後も続き、幅広い業種の経営に大きな影響を与えており、8月25日現在の本市セーフティネット関連保証の申請は、累計で3,251件であり、特定の業種に偏ることなく全業種にわたっている状況です。

問 市の財政への影響について聞きたい。

答 必要なコロナ対策を迅速に実施するため、これまで6度の補正予算を編成し、前年度からの繰越金の活用や財政調整基金を約19億4,000万円取り崩すなど、独自の財源を惜しみなく活用してきました。そのため、財政調整基金は、令和元年度末の基金残高約52億6,000万円から約25億5,000万円まで減少しました。しかし、国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が約28億円を上限として交付される見込みであることから、基金残高は一定回復するものと考えています。

問 市民病院の経営への影響について聞きたい。

答 4月に発出された緊急事態宣言を受け、医療従事者の安全確保と院内感染防止の観点から、人間ドックなどの健診や東三河地域以外からの里帰り出産を制限しました。また、各学会から緊急性の低い予定手術や検査をできるだけ延期するよう提言がなされたことを受け、患者への医療の提供を一定制限しました。こうした対応により、4月から7月までの患者数は前年度に比べ、約1割強減少しています。また、収益においては、4月から7月までの4か月の累計で、前年度に比べ約5億円減少し、経常収支でも約7億円の減少となるなど、これまで10年連続の黒字を維持してきましたが、今年度は大変厳しい経営を強いられている状況です。



豊橋市民病院の経営悪化については、中日新聞をはじめ各紙に取り上げられました。



↑ 中日新聞



↑ 東愛知新聞



↑ 東日新聞


この他、福祉教育委員会、一般会計予算特別委員会、決算特別委員会においても質疑しました。

今後も、今できる最善を尽くしてがんばります。  


Posted by 伊藤哲朗 at 17:00Comments(0)ブログ